医療事務の志望動機の
書き方を知りたい人必見!
経験者・未経験者別の例文を
もとに抑えておくべき
ポイントを紹介!

投稿日: 2023.11.16 | 最終更新日: 2024.04.15

医療事務の志望動機の書き方は?経験者・未経験者別の志望動機例文を紹介!抑えておくべきポイントを徹底解説!

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この記事の監修者

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。

【資格】

キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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医療事務は女性に人気が高く、求人を目にすることも多い職種です。

応募したいと思っても「志望動機が上手く書けず応募できない」といった方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では経験者・未経験別の志望動機の書き方や医療事務に向いている人の特徴を紹介するので、転職活動に役立ててください。

医療事務の志望動機を書く際に
抑えておくポイント

医療事務の志望動機を書く際に抑えておくポイント

まずは志望動機を書く際に抑えておくポイントを把握しておきましょう。

志望動機は採用担当者が必ずチェックするので、よく考えて書く必要があります。

医療事務を目指した理由

社会には数多くの職種がある中で、なぜ医療事務を目指したかという理由を明確に記載しましょう。

医療事務の魅力的な部分や仕事内容のどんな部分に惹かれたのかを具体的にアピールしてください。

内容としては「人の役に立ちたいから」「女性でも活躍できる場所で働きたいから」「年齢に関係なく長く勤められるから」などを記載すると、採用担当者に医療事務を目指した理由が明確に伝わるでしょう。

例文

以前に親族が怪我をして入院した際に、医療事務の方が優しく対応してくれ、不安だった私の心も落ち着いたことを覚えています。

そのことがきっかけで、私も人の役に立ちたいと思い医療事務として働きたいと考えました。

志望先(病院・クリニック)を選んだ理由

医療事務は病院・クリニックなど働く先が多くあるため、どうしてこの病院やクリニックを選んだのかをしっかり記載できると、「ここで働きたい」という思いがより強く採用担当者に届きます。

応募先に選んだ前向きな理由や他の病院やクリニックにはない魅力などを記載しましょう。

病院やクリニックのホームページの経営理念を参考にすると、書きやすくなります。

例文

開院から30年間、多くの市民の健康予防や維持に貢献している貴院の一員として働きたいと思い応募いたしました。

将来どんなスキルを身につけたいか

医療事務として働き始めた後、どのようなスキルを身に付けたいかやキャリアプランを記載していると、仕事に対する熱意が伝わります。

採用する側は長く働いてくれる人材を求めているため、将来性を見据えている応募者がいると好印象を与えることが可能です。

医療事務が未経験の方は、医療事務として働きながら「どのような仕事を行っていきたいのか」、その仕事を行ううえで「どのような努力をするのか」などを書きましょう。

例文

医療事務として経験を積み、将来的には後輩の指導や管理などを行えるリーダーを目指したいと思っています。

現在持っている自分のスキルや強み

前職が医療事務の方は、これまで経験してきた自分の実績や強みを伝えましょう。

経験があることを伝えると、即戦力になると好印象を与えられます。

他の職種から医療事務へ転職を希望している方は、ビジネスマナーやパソコンスキルなどがあることを採用担当者に伝えましょう。

また、事務系が未経験の方でも接客業を経験していれば、コミュニケーション能力が高いとアピールできます。

例文

前職は経理事務だったため、事務処理の正確さには自信があります。

また、周囲からは聞き上手と言われることが多いので、患者様のお話をしっかり受け止められると考えております。

応募先の規模を把握する

応募先の規模を事前に把握しておくことも、志望動機を書く際に重要です。

個人病院やクリニックはスタッフの数が少ないため、総合病院などに比べると1人の業務量が多いため、忙しくなる可能性があります。一方、総合病院などの規模が大きい職場では、業務がしっかり固定されている反面、スタッフの数も多いので人間関係に悩むケースも出てきます。

入社後に「思っていた働き方と違う」と思わないために、事前にしっかり応募先の規模を確認しておきましょう。

応募先の診療科目を確認する

志望動機を考えるポイントとして、診療科目も重要です。

医療事務として働く職場には「小児科」「内科」「整形外科」など複数の診療科目があります。

診療科目にそぐわない内容を記載してしまうと、採用担当者の印象が悪くなる可能性があります。

業務内容を知っておく

医療事務の主な業務内容は「受付」「会計」「レセプト」「クラーク」「カルテ管理」があり、病院やクリニックによっては「医師のサポート業務」も含まれます。

自分が得意とする業務や経験してみたい業務ができるかを把握しておきましょう。

レセプト業務は診療報酬明細を出す業務のため正確さが求められ、クラーク業務は患者や医療従事者との間に入り、スケジュール調整などを行う役割があるためコミュニケーション能力が必要です。

過去の経験が活かせる方は、採用担当者へしっかりアピールしましょう。

記載NGな医療事務の志望動機

記載NGな医療事務の志望動機

志望動機を書く場合は記載NGな内容があり、採用担当者にマイナスなイメージを与える可能性があるので注意しましょう。

経営理念に合っていない

応募先の経営理念や採用ニーズに合わない志望動機は、採用担当者に良いイメージを与えないため注意しましょう。

採用率を上げるためには、自分と応募先との相性が良いことをアピールする必要があります。

ミスマッチな志望動機を記載すると「意欲が低い」「他の病院やクリニックでいいのではないか」 と判断されてしまうでしょう。

NG例文

【患者が安心して診療が受けられる病院を経営理念として掲げている場合】

前のクリニックでは多くの患者様を診察するため、的確でスピーディーな対応が重視されていました。

そのため、患者様への説明も要点をまとめ効率的にお伝えしてきました。

貴院でも的確かつスピーディーに業務をこなそうと考えています。

上記の例文では、患者が安心して診療が受けられる経営理念とはかけ離れた内容になっています。

温かみのある人材が求められているため「丁寧な説明を心がける」などを記載すると良いでしょう。

オリジナル感がない

採用担当者は多くの方を面接するため、オリジナル感のないありきたりな内容を記載しても印象に残りません。

WEB上に載っている志望動機をそのまま記載するのではなく、自分の実体験などを織り交ぜながら作成すると良いでしょう。

自分の考えた言葉を入れると、その人の人間性や価値観が伝わりやすくなり、採用担当者の印象にも残りやすくなるでしょう。

NG例文

私は、すぐに人と仲良くなれるため、患者様ともコミュニケーションをしっかりとれる医療事務員になれます。

黙々と作業するのも得意なため、書類作成もスムーズに行えます。

「すぐに人と仲良くなれる」の部分を「周囲からは、相手の話を聞く力が高いと言われるため」などに変えると、人となりが伝わりやすくなります。

福利厚生など待遇に関する記載のみ

「有給」「産休」「給料面」などの福利厚生のみを志望動機に挙げていると「条件さえ揃っていれば他の病院やクリニックでも良いのではないか」と思われてしまいます。

「自宅から近いため通いやすい」なども応募のポイントになりますが、待遇面だけではマイナスなイメージを持たれる可能性が高いため、応募先の病院・クリニックにしかない魅力的なポイントも記載しましょう。

NG例文

貴院は家から近いため通いやすいだけでなく、有給や産休などの福利厚生が整っているため応募しました。

上記の理由の他に「経営理念に賛同して」などを付け加えましょう。

採用担当がチェックしている
志望動機のポイント

採用担当者がチェックしているポイントを知っておくと、志望動機が書きやすくなるため、7つのポイントを参考にして書いてみましょう。

  • 学歴・職歴に一貫性があるか
  • 転職回数は多すぎないか
  • 丁寧に書かれているか
  • 志望動機が応募先に適しているか
  • 医療事務の資格・経験があるか
  • 自宅から無理のない通勤範囲か
  • 希望給与が募集内容と合っているか

最近はパソコンで履歴書を作成するケースも多いですが、手書きにする場合は丁寧な字で書きましょう。

医療事務は書類作成をする機会も多いため、綺麗な字を書く方は好印象を与えられます。
また、採用担当者は長く勤めてくれる方や即戦力になる方を求めている場合が多いので、転職回数が少ない方や、医療事務経験者は採用されやすい傾向があります。

転職回数が多い方は、採用担当者が納得するような「前向きな転職であった」と答えると、マイナスなイメージを回避できるでしょう。

前向きな理由としては「スキルを磨くため」「新職種にチャレンジしようと思った」などがあります。

基本的な履歴書の書き方

基本的な履歴書の書き方

履歴書は応募者のプロフィールを確認するための書類です。

基本的なルールを守って書く必要があり、ビジネスマナーが身に付いているのかの判断材料にもなるため、ミスのないように注意して書きましょう。

提出年月日と写真

提出年月日は郵送の場合はポストに投函した日で、持参する場合は面接当日の日付を記入します。

年号は西暦(2003年)ではなく元号(令和5年)を使用しましょう。

写真は40×30のもので、撮影から3ヶ月以内の写真を使用します。

髪が長い場合は一つにまとめ、ジャケットを着用すると清潔感がアップします。

履歴書は書き直す可能性もあるので、写真は最後に貼ると良いでしょう。

氏名・現住所

字は人となりを表すため、名前や住所などは丁寧な字で書きましょう。

例えば、「渡邊」を簡単に書ける「渡辺」と書かずに正しい漢字を使用し、住所は都道府県名を省略せずに書いてください。

番地や建物名も省略しないように気をつけましょう。

「連絡先」の欄は現住所と同じ場合は「同上」、違う場合はその住所を書いてください。

学歴・職歴

学歴と職歴は分けて書き、最後に右端に「以上」と書いて締めましょう。

西暦や元号の決まりはありませんが、履歴書内で統一して書くように気を付けてください。

NGな書き方例

県立〇高
(株)○○
(医)○○
(福)○○

OKな書き方例

○○県立○○高等学校
株式会社○○
医療社団法人○○ 施設名
社会福祉法人○○ 施設名

資格

取得した資格は正式名称だけでなく主催団体も記入し、取得年月順に書いていきます。

記入例

平成〇年〇月 普通自動車一種運転免許 取得
平成〇年〇月 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R)) 合格

(主催:一般財団法人 日本医療教育財団)

令和〇年〇月 診療報酬請求事務能力認定試験 合格

(主催:公益財団法人 日本医療保険事務協会)

志望動機

「自分は応募先でどのような働きができるか」や「応募先に適しているか」などを記載しましょう。

志望動機に書いた内容が面接時の話題の中心になるため、しっかり受け答えできる内容にし、仕事に対する熱意や意気込みを採用担当者に伝えてください。

希望記入欄

特に希望がない場合は「貴院の規定に従います」と記載し、待遇面は履歴書に書かないようにする方が良いでしょう。

どうしても外せない条件がある場合のみ、簡潔に書きましょう。

趣味や特技の欄があれば、可能な限り埋めていると採用担当者との会話が弾み、面接の緊張もほぐれます。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は自身のプロフィールを記載する書類ですが、職務経歴書は職務経歴や自身が持っているスキルを記載し、採用担当者にアピールする書類です。

また履歴書は雛形がありますが、職務経歴書は指定された書式がないため、記載方法に悩む方も多いでしょう。

職務経歴書は一般的に、A4サイズの用紙1枚〜2枚に職務要約や職務経歴を記載します。

職務経歴書の記載項目は以下の8点です。

  • 日付
  • 名前
  • 職務要約
  • 職務経歴
  • 転職・退職理由
  • 自己PR
  • 取得資格・免許
  • スキル

履歴書はこれまでの仕事内容を簡単にまとめますが、職務経歴書は詳細を記載する必要があります。

しかし、長文でダラダラと記載せず、要点をまとめ一目見ただけでも分かるように心がけましょう。

自分で小見出しや枠などを設定しても良いですが、書き方に不安がある場合はWEB上で無料ダウンロードできる職務経歴書の雛形を使用しましょう。

【パターン別】
医療事務の志望動機例文

【パターン別】医療事務の志望動機例文

ここからはパターン別の志望動機の例文を紹介します。

例文を参考にしながら、自分の言葉や気持ちを組み込んで、志望動機を作成しましょう。

【医療事務未経験者】志望動機例文

他の職種から医療事務へ転職する方は、なぜ医療事務を目指したのかを明記しましょう。

医療事務未経験者は、以下の志望動機を参考にしてください。

志望動機例文①

私はこれまで営業事務として3年間働いており、事務職や接客を主に担当しておりました。

そのため、特に事務スキルには自信があり、前職の経験を活かせる医療事務の仕事に就きたいと考えています。

また、医療事務は、患者様一人ひとりに合わせたコミュニケーションが重要だと考えているため、前職の接客業務の経験も活かせる自信があります。

「患者様が安心して通える病院」を経営理念に掲げている貴院で、医療事務として丁寧な声かけや患者様が安心して通えるように丁寧な業務を行っていきたいと考えております。

医療事務の資格は持っておりませんが、医療事務の資格を取得するために日々勉強しております。

志望動機例文②

前職では飲食店のホールスタッフとして接客業務をメインに働いており、コミュニケーション能力を高めてきました。

前職で培ったコミュニケーション能力を活かしながら、専門知識を身につけて長く働きたいと考えたため、医療事務への転職を決意しました。

医療事務の仕事について調べると、診療報酬に関する専門知識が必要になると分かったため、現在は医療事務講座を受講しております。

貴院は診療科が多く、幅広い年代の患者様がいらっしゃるため、前職で身につけたコミュニケーション能力を活かして丁寧で患者様に寄り添った対応を心がけ、1日でも早く貴院のスタッフの1人して、お役に立てるようになりたいと思っております。

【医療事務経験者】志望動機例文

医療事務を経験している方は、培ってきた医療事務のスキルや今後のキャリアプランを明確にし、採用担当者にアピールしましょう。

医療事務経験者の志望動機を2つ紹介します。

志望動機例文①

医療事務として6年の勤務経験があり、受付・会計・レセプト作成・カルテ管理などの業務を担ってきました。

4年目からはリーダーとして後輩の指導などを任され、現在は診療報酬請求事務能力認定試験の勉強をしており、スキルアップを目指しています。

将来的には事務部門のリーダーとして、新人や後輩の育成・指導を行い貴院に貢献していきたいと考え応募いたしました。

志望動機例文②

医療事務で4年間働き、レセプトや会計、受付などの業務に携わってまいりました。

患者様がスムーズに診療を行うためにも、医療事務は重要な仕事だと感じています。

貴院のホームページでは、資格取得の支援を行っていると拝見し、今後も医療事務としてスキルを磨き、貴院に貢献できると考え応募させて頂きました。

スキルアップ後には教育担当やリーダーとして、後輩への指導ができる立場を担いたいと考えています。

【前職やスキルをアピール】志望動機例文

自分の前職で得た経験やスキルを活かしたい場合は、以下の例文を参考にしてください。

前職が事務関係や接客業などであれば、医療事務として活かせるスキルが多いでしょう。

志望動機例文①

私は飲食店や事務職を経験したことがあるため、社交性やパソコンスキルに自信があります。

医療事務ではコミュニケーション能力やパソコンスキルが重要だと考えており、自分のスキルが活かせる仕事に就きたいと考え応募いたしました。

また、貴院は「患者様と信頼関係を築き地域に貢献する」という経営理念のもと、患者様と一緒に地域の催し物に参加している姿を頻繁に目にし、「ここで働きたい」と強く感じました。貴院へ入職した際には、患者様との関係性を重視しながら、地域活性化に貢献したいと考えております。

志望動機例文②

前職では営業職に従事し、5年間で様々なお客さまと対面で関わってまいりました。

大きなトラブルもなく、以前の職場では店員の人気アンケートで1位を獲得したこともあり、人と関わる仕事に大きなやりがいを感じています。

医療事務は未経験ですが、病院の窓口業務として重要な仕事であると考えており、営業職でのお客さまとの関わり方を活かせると思い、応募に至りました。

採用された際は、専門知識をつけるべく資格取得を視野に入れており、事務能力も高めていければと考えています。

【新卒】志望動機例文

医療事務は未経験でも無資格でも働けるため、新卒でなくても就職しやすい職種です。

新卒は就職に有利な条件として挙げられることも多い中、なぜ医療事務を就職先に選んだのかを明確にする必要があります。

そのため、新卒の場合は具体的に医療事務を目指すきっかけを記載すると、採用担当者の印象に残りやすいでしょう。

志望動機例文

高校生の頃から専門性のある仕事に就くことに憧れていました。

多くの職種がある中で医療事務の仕事を志すようになったのは、仲良くしていた先輩が医療機関で働き始めたのを知り、医療事務について多くのことを教えて頂いたのがきっかけです。

また、パソコンスキルがあれば就職しやすいと考えていたため、MOS資格を取得しています。

医療事務として働くことを決意してからは、医療事務技能士の資格も取得したため、スキルを活かせると思い応募いたしました。

【別の職種からの転職】志望動機例文

別の職種から転職する方は、医療事務に惹かれた点などを記載すると、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。

志望動機例文①

前職は、建設会社の事務として勤務しており、下請け業者やお客様と関わり、感謝の言葉を頂けることに大きなやりがいを感じていました。

その中で、お客様と直接顔を合わせて関われる仕事がしたいと感じはじめ、転職を決意しました。

医療事務として働きたいと考えた理由としては、患者様やそのご家族と顔を合わせながら行う仕事であり、前職で経験してきたコミュニケーション能力や事務処理能力を活かせると思ったからです。

医療事務に関しては未経験なため、現在は資格取得を目指し勉強しております。

未経験ですが、貴院の一員として貢献したいと思い志望させて頂きました。

志望動機例文②

これまでは一般事務として働いており、事務業務の経験を活かしつつ、多くの人と関われる仕事をしたいと思い、医療事務を志望しました。

市内で唯一の総合病院である貴院なら、自分が持っているスキルを活かしながら、スキルアップもできると思い応募いたしました。

医療事務については勉強中ですが、今年の6月の合格を目指して医療事務の資格取得のための勉強をしております。

地域医療に大きく貢献している貴院のスタッフ一員として、責任を担える人材になりたいと考えています。

【無資格】志望動機例文

医療事務は無資格でもできる職種ですが、有資格者の方が採用されやすいため、自分が得意とする分野や努力する点などをしっかりアピールする必要があります。

志望動機例文①

前職では飲食チェーン店で接客業務を行っており、どのようにしてお客様に満足頂き、また来たいと思って頂けるかを考えながら業務に取り組んできました。

医療業界やパソコン業務の経験もありませんが、仕事するうえで大切にしてきた「お客様の満足度向上」を今後も考えて仕事をしていきたいと考えております。

前職で身につけたコミュニケーション能力をしっかり活かして、患者様の手助けをしたいと思っております。

志望動機例文②

前職は金融機関の事務として3年間勤務してまいりました。

資料の作成や営業担当のスケジュール調整などをメインに行っており、周囲をサポートする業務にやりがいを感じていましたが、より専門的な職種に就きたいと思い、自分のパソコンスキルが活かせる医療事務に興味を持ちました。

会計処理やカルテの管理などは前職のスキルを十分に活かせると考えております。

貴院を受診する患者様との信頼関係を大切に、自分の強みを活かしながら働きたいと思っています。

医療事務に向いている人

医療事務に向いている人

医療事務に転職したいと考えている方の中には、自分が医療事務に向いているか気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここからは医療事務に向いている人の特徴を紹介します。

相手の気持ちに寄り添える人

医療事務は病院の顔として、患者やその家族の不安や痛みを理解し、共感する必要があるため、相手の気持ちに寄り添える方は医療事務に向いています。

体調が悪い時や不安が強い時に冷たい対応をすると、患者は更に不安が増してしまいます。

また、待ち時間が長い場合は患者に負担がかかりイライラしやすい状況のため、患者に寄り添った親切な対応を心がけることで、マイナスな感情を軽減できるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

患者だけでなく、医師や看護師など医療スタッフとの連携が必要なため、コミュニケーション能力は必須です。

医療事務はチームプレーが基本で、正確なデータ管理が必要なカルテやレセプトの作成ではダブルチェックが必須です。

また、患者の検査予約や診療、入院など医師や看護師に適切なタイミングで、簡潔に質問することも重要です。

チームプレーが得意な方やコミュニケーション能力が高い方は、志望動機にもしっかり記載してアピールしましょう。

几帳面な人

医療事務は個人情報を取り扱うため、情報漏洩などに気を配る必要があり、几帳面な人が向いている職種です。

個人情報が記載されているカルテなどを雑に扱うと、情報漏洩に繋がる恐れがあるので、丁寧な仕事を心がけましょう。

また、医療事務は細かい数字と向き合うことも多い仕事です。

レセプト業務や会計業務など、間違えると患者やスタッフに迷惑をかけてしまうため、数字が得意な人は重宝されるでしょう。

面接で医療事務の志望動機を
聞かれた場合

面接で医療事務の志望動機を聞かれた場合

記載した志望動機と相違がないように伝え、記載した内容に肉付けしていくイメージで答えましょう。

志望動機は応募先との相性や医療事務としての適性をアピールできる最大のチャンスのため、熱意をしっかり採用担当者に伝えましょう。また、面接では志望動機以外にも「なぜ医療事務を選んだのか」もよく聞かれる質問のため、事前に考えておくと面接の際に焦らなくて済みます。

面接は緊張しやすいため、声が小さくなってしまいがちですが、明るい表情で元気よく話す様に心がけましょう。

質問が聞こえなかった場合は当てずっぽうで答えるのではなく、「恐れ入りますが先ほどの質問が聞き取れなかったため、もう一度お伺いしても宜しいしょうか。」と素直に伝えましょう。

医療事務の志望動機・転職に関する
よくある質問

医療事務の志望動機や転職に関するよくある質問をまとめました。

志望動機が思い浮かばない時はどうする?

志望動機が思い浮かばない場合、自己分析や企業への理解が足りない可能性があります。

志望動機に悩んでいる方は以下の5つの点を意識してみましょう。

  • 例文を参考にする
  • 他のクリニックや病院を比較する
  • 応募するきっかけを明確にする
  • 将来のビジョンを明確にする
  • 自己分析ツールを活用する

まずは、応募するきっかけを明確にすると志望動機が考えやすくなります。

求人内容や経営理念を確認し「スキルが活かせそうだから」と感じたのか「大きな病院で経験を積みたい」と感じたのかなどをはっきりとさせると、志望動機の軸が完成します。また、応募先と他の病院やクリニックを比較すると、求める人材やスキルに違いが見られるため、アピールポイントを記載しやすくなるでしょう。

どうしても思い浮かばない場合は、例文を参考にオリジナリティを交えて記載すると良いでしょう。

行ったことがない応募先の志望動機は?

志望動機は事前の情報収集が大切です。行ったことがない病院やクリニックでも応募可能ですが、応募先の雰囲気や働く環境を把握しておくと、志望動機も書きやすくなります。

どうしても行けない場合は、応募先のホームページなどを確認して情報を集めましょう。

志望動機は短くても大丈夫?

採用担当者が読みやすいように、短くまとめるのは重要です。

しかし、短すぎる志望動機は熱意が感じられにくいなどのデメリットもあるため、200文字から300文字を目安に記載しましょう。

医療事務の面接で聞かれやすい質問は?

志望動機の他に「医療事務を選んだ理由」「前職の経験」「退職理由」などが挙げられます。面接ではネガティブな発言は避けて、できるだけポジティブな表現に言い換えましょう。

特に退職理由では「人間関係が辛かったから」「仕事にやりがいを感じなくなった」などと答えると、採用担当者は「採用してもまたすぐに不満を感じて辞めてしまうのでは?」と思ってしまいます。

そのため、人間関係が原因の場合は「チームワークを大切に仕事したい」「スタッフの皆様と気持ちよく働きたい」と言い換え、やりがいを感じなくなった場合は「自分の目標に合った働き方がしたい」などと答えると良いでしょう。

まとめ

医療事務の志望動機は、未経験者や経験者、有資格者などによって少し異なります。

まずは自己分析を行い、応募先の経営理念などをホームページでチェックすると志望動機が書きやすくなります。

自分の言葉で伝えることが重要なので、志望動機の例文を参考にしながら、自分の経験したことや自信のあるスキルを記載しましょう。

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この記事の運営者情報

運営会社 株式会社Method innovation
会社ホームページ https://www.method-innovation.co.jp/
所在地
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
代表取締役 清水 太一
設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
メディア運営事業
広告代理店事業
お問い合わせ michibi-Qのお問い合わせはこちら

michibi-q@method-innovation.co.jp

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