診療放射線技師になるには?
必要な資格や仕事内容・
勤務場所について解説!

投稿日: 2024.02.05 | 最終更新日: 2024.04.16

診療放射線技師になるには?必要な資格や仕事内容・勤務場所について解説!

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診療放射線技師になるには?

診療放射線技師になるには?診療放射線技師になるためには、国家試験に合格し、診療放射線技師の資格を取得する必要があります。
資格取得後は、病院やクリニック、保健所などの医療機関で働くことが一般的です。
診療放射線技師は、患者の診断や治療のために放射線を使用する役割を担っています。診療放射線技師の仕事は責任が大きく、精度と安全性が求められます。患者への放射線被曝防止や画像診断の正確性の確保、放射線装置の適切な操作と保守など、様々な面での責務があります。また、技術の進歩に対応するために、継続的な学習と資格の更新が重要です。診療放射線技師の仕事に興味がある方は、まずは診療放射線技師なるためにどんな資格が必要なのかを知るところから始めましょう。

診療放射線技師になるには?
必要な資格とは?

診療放射線技師になるためには、高校卒業後に4年制大学や3年制短大などの放射線科や3年制の診療放射線技師養成所を卒業し、「診療放射線技師の国家試験」に合格する必要があります。

高校卒業後、診療放射線技師になるための学校の選び方

高校卒業後、診療放射線技師になるための学校の選び方国家試験の受験資格を得られる教育機関は、4年制大学、および3年制の専門学校(養成学校)の2つのルートがあります。

4年制大学では、基礎科目から専門科目まで、4年間を通して知識や技術を習得します。さまざまな大学によって、最先端の医療技術を学ぶことができたり、実践的な実習経験を積むことができる場合もあります。
一方、専門学校では、知識や技術だけでなく、チーム医療の一員として活躍できる能力を育成します。専門学校は3年間のプログラムが一般的ですが、一部の学校では夜間に4年制のカリキュラムを提供していることもあります。

より専門的な知識や技術を習得したい場合は、大学を選択すると良いでしょう。一方、できるだけ早く診療放射線技師としてのキャリアをスタートさせたい場合は、3年制の専門学校を検討するのが適切です。

大学・短大卒業、養成学校修了で
国家試験の受験資格を得られる

国家試験は、厚生労働省が実施しており、医療人を育成するための重要なステップとなっています。
国家試験には、放射線物理学、放射線防護学、臨床放射線技術などの科目が含まれています。試験合格後には、日本の厚生労働大臣より「診療放射線技師」の資格証が交付されます。この資格を持つことで、病院や診療所などの医療機関で診療放射線技師として働くことができます。
診療放射線技師になるためには、国家試験に合格することが最初のステップとなります。

診療放射線技師におすすめの認定資格

診療放射線技師におすすめの認定資格診療放射線技師の資格を取得した後も、さまざまな専門分野や技術に関連する追加の資格を取得することができます。これにより、個々の興味やキャリア目標に合わせて、より幅広い知識とスキルを獲得することができます。
診療放射線技師におすすめの8つの認定資格を紹介します。

X線CT認定技師

X線CT認定技師の資格は、日本X線CT専門技師認定機構によって提供されています。この資格は、診療放射線技師として必要な適切な画像情報提供や被ばく量低減に関する能力を証明するものです。取得には、診療放射線技師の免許を有しており、X線CT検査に関する3年以上の経験が必要です。更新は5年ごとに行われ、さらに上位の「X線CT専門技師」資格も存在します。

放射線取扱主任者

放射線取扱主任者は、国家資格であり、「放射性同位元素等の規制に関する法律」に基づいています。この資格を持つことで、放射線障害の予防に関する監督業務を担当することができます。初級資格である第3種の取得条件は、18歳以上であり、原子力安全技術センター主催の講習を修了することです。医療機関では、放射線取扱主任者の配置が法律で義務付けられています。

検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師

診療放射線技師向けの検診マンモグラフィ撮影認定資格は、日本乳がん検診精度管理中央機構が認定しています。この資格は、マンモグラフィ撮影における読影能力や品質管理が一定水準以上であることを証明します。取得条件は、指定の講習会を修了し、認定試験に合格することです。

放射線管理士

放射線管理士は、放射線の安全管理や医療被ばくの軽減、緊急時の被ばく医療などに関する専門知識と技術を持つ人材を育成するための資格です。この資格を取得するには、日本診療放射線技師会が主催する講習を受講し、認定試験に合格しなければなりません。

医療画像情報精度管理士

医療画像情報精度管理士は、医療画像情報の運用管理に関する専門知識を身につけ、適切な管理と活用ができる能力を持つ人材を育成する資格です。この資格を取得するには、在宅での講習修了と認定試験の合格が必要です。

磁気共鳴(MR)専門技術者

MRI撮影や安全管理に関する専門知識を持ち、最新の技術に熟練していることを証明する磁気共鳴(MR)専門技術者資格があります。この資格の受験資格には、所属団体での在籍期間や学術研究の実績が要求されます。

放射線治療専門放射線技師

医療施設において、患者に対して標準的な放射線治療技術を提供できる能力が認められた診療放射線技師に与えられるのが放射線治療専門放射線技師資格です。
この資格を取得するためには、「日本放射線治療専門放射線技師認定機構が実施する認定試験に合格すること」が必要です。試験では、放射線腫瘍学や放射線生物学、粒子線治療などの専門基礎領域に加えて、放射線計測や放射線物理学などの総合領域の知識や技能が問われます。
受験資格は以下の通りです。

・診療放射線技師の免許を保持していること
・放射線治療に関する診療業務を通算5年以上行っていること
・構成団体のいずれかに5年以上在籍していること
・申請時から過去5年以内に、指定の認定単位を20単位以上取得していること(そのうち10単位は日本放射線治療専門放射線技師認定機構が定める必須単位であること)

救急撮影認定技師

医療現場において、救急診療における画像診断装置を安全に操作し、最適な画像情報を提供可能な診療放射線技師を示すのが救急撮影認定技師資格です。この資格を取得するためには、日本救急撮影技師認定機構が主催する認定試験に合格する必要があります。
受験資格は以下の通りです。

・診療放射線技師免許を保持し、5年以上の診療経験があること
・通算3年以上の救急診療業務に従事していること
・申請時から過去5年以内に30単位以上の認定単位を取得していること
・申請時から過去1年以内に心肺蘇生法講習会を1回以上受講していること

診療放射線技師の仕事内容

診療放射線技師の仕事内容診療放射線技師の仕事内容は、主に医療機関での放射線に関する業務を担当することです。
具体的な仕事内容は以下の通りです。

レントゲンやCTなど放射線を用いた撮影・検査

レントゲンやCTなど放射線を用いた撮影・検査診療放射線技師は、医師や指示に基づいて患者のX線写真やCTスキャンなどの撮影を行います。正確な撮影を行うためには、患者とのコミュニケーション能力が求められます。他にも、マンモグラフィ撮影やMRI検査、骨密度検査、超音波エコー検査など多岐にわたります。

機械操作

診療放射線技師は、放射線装置や画像処理装置の操作を行います。撮影条件や線量調整などの技術的な知識が必要です。

画像評価と報告

画像評価と報告撮影した画像を評価し、医師に報告します。正確な評価と報告が重要であり、医師の診断に大きく影響を与えます。

放射線防護対策

放射線被ばくのリスクを最小限に抑えるため、患者や自身の安全管理を行います。適切な防護具の使用や放射線管理の徹底が求められます。

患者のサポート

患者のサポート診療放射線技師は、患者の不安や疑問に対応し、心のケアも行います。患者への配慮や思いやりが必要です。
診療放射線技師の仕事は、医師や患者の診療を支える非常に重要な役割です。そのためコミュニケーション能力が求められます。患者とのコミュニケーションを通じて、検査の手順や被ばくのリスクについての情報を提供し、患者の理解を得る努力をします。

診療放射線技師は、医療チームの一員として働き、他の専門職と協力して診断や治療をサポートします。患者との信頼関係を築きながら、安全かつ効果的な放射線画像を提供する重要な役割を果たしています。

診療放射線技師の勤務場所と
キャリアパス

診療放射線技師の主な勤務場所

診療放射線技師の主な勤務場所診療放射線技師の主な勤務場所は、病院やクリニック、診療所などの医療機関ですが、一般企業でも働くことが可能です。

総合病院での勤務では、中規模から大規模な施設で様々な症例に接することができ、診療放射線技師として必要な知識や技術を幅広く習得できます。総合病院の放射線科は、技師の育成方針がしっかりとしており、最初の数年で一般X線撮影から始まり、CT検査、MRI検査、消化管造影検査、血管造影検査、RI検査といったさまざまな検査を経験できます。その後、専門領域を選択して専門性を深め、認定資格の取得を目指すケースが多いです。国立病院や大学病院では、最新の医療技術に触れることができる魅力もありますが、月に数回の当直やオンコールがあることがあります。

一方、専門病院やクリニックでは、主に胸部X線撮影、CT検査、MRI検査、消化管造影検査などが中心です。診療科目によっては、特定の検査に重点が置かれることもあります。スタッフが限られているため、患者の案内や事務作業などの業務を任されることもありますが、残業が少なく、当直もないため、働きやすい職場といえます。

健診・検診センターや健診クリニック、保健所などの検査施設では、主に胸部X線撮影、乳房X線撮影、CT検査、MRI検査、消化管造影検査などが行われます。これらの施設では、検診車で企業や学校を巡回することもあります。中核病院の健診・検診センターでは、最新の機器を使用して高度な専門知識が求められる検査に携わることも可能です。残業が少なく、週休2日でワークライフバランスを保ちやすい点も、これらの施設で働く魅力の一つです。

最後に、一般企業では、診療放射線技師の知識を活かして、様々な活動が可能です。例えば、医療機器メーカーでアプリケーションスペシャリストとして働く場合があります。ここでは、専門知識を生かして診療放射線機器の導入支援などを行います。また、電力会社や原子力関連企業、大学の研究室など、放射線を扱う企業や団体に就職する診療放射線技師もいます。

診療放射線技師のキャリアパスと
将来性

診療放射線技師のキャリアパスは多岐にわたり、さまざまな分野や専門領域でのキャリアの展開が可能です。まずは基本的な放射線撮影や患者の診断に携わる診療放射線技師としての経験を積みます。その後は、放射線治療やインターベンション放射線技術、超音波検査などの専門分野でのスキルを磨くことができます。また、教育や研究、管理職へのキャリアチェンジも可能です。診療放射線技師の将来性は非常に高く、人口の高齢化に伴い、医療の需要が増加しているため需要は安定しています。また、技術の進歩や新技術の導入により、診療放射線技師へのニーズはますます高まっています。
診療放射線技師は、医療現場で重要な役割を果たし、発展性のある職業といえます。

診療放射線技師の給与と労働環境

診療放射線技師の給与は?

放射線技師の平均年収の相場診療放射線技師の給与は、経験年数や所属する医療機関、地域によって異なります。一般的に、給与水準は他の医療職と比べて高い傾向にあります。新卒の場合、年収は約300万円から350万円程度となりますが、経験を積むごとに給与は増加していきます。特に、放射線治療や放射線診断などの専門分野に進むと、より高い給与が期待できます。

参考記事:放射線技師(レントゲン技師)の平均年収・給料は?収入の相場を分かりやすく解説!

診療放射線技師の労働環境

診療放射線技師の労働環境は、医療機関や施設によって異なりますが、一般的には忙しいと言われています。診療放射線技師は、患者の診断や治療に必要な放射線撮影を行うため、予約の調整や患者の準備など、多くの業務をこなす必要があります。また、24時間営業の医療機関では夜間や週末に勤務することもあります。
しかし、診療放射線技師には柔軟な働き方の選択肢もあります。一部の技師はフルタイムで働いている一方で、他の人はパートタイムや派遣として働いています。さらに、一部の技師はフリーランスとして独立し、複数の医療機関で働くこともできます。
診療放射線技師は高い給与水準と専門分野への進路も持つため、働き方に関しても選択肢があります。自分のライフスタイルやキャリア目標に合わせて、最適な働き方を選ぶことが重要です。ただし、医療業界のニーズや地域の要件に応じて、柔軟な働き方が可能かどうかを確認する必要があります。

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