歯科衛生士の履歴書(職務経歴書)
の書き方を解説!未経験・
スキルアップしたい人必見!

公開日: | 最終更新日:

歯科衛生士の履歴書(職務経歴書)の書き方を解説!未経験・スキルアップしたい人必見!

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この記事の監修者

歯科衛生士
山村穂乃果
【経歴】
2014年になにわ歯科衛生専門学校を卒業し、歯科衛生士免許を取得した後、大阪市都島区の医療法人優俊会 みやけ歯科医院 就職。患者さんが安心して治療を受けられるよう、歯科衛生士業務に従事。
【資格】
歯科衛生士
知的障害者外出介護従業養成研修
全身性障害者外出介護従業養成研修
全日本マナー検定 初級

医療法人優俊会 みやけ歯科医院 ホームページ

https://www.miyake-shika.com/

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。
【資格】
キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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歯科衛生士の履歴書(職務経歴書)の書き方を解説!未経験・スキルアップのための転職の人必見!歯科衛生士として新しい職場への転職を考える際、職務経歴書と履歴書の作成は非常に重要なステップです。これらの書類は、あなたのスキルや経験、そして志望動機をしっかりと伝えるための手段です。しかし、適切な書き方や注意点を理解していないと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。本記事では、歯科衛生士が転職時に役立つ履歴書と職務経歴書の書き方を詳しく解説します。

歯科衛生士が転職時に履歴書を
作成する際のポイント

歯科衛生士が転職時に履歴書を作成する際のポイント転職を考える歯科衛生士が履歴書を作成する際には、いくつかの重要なポイントに気を付ける必要があります。ここでは、職務経歴の順序や資格の記載方法、志望動機の伝え方などを解説します。

職歴の順番を最新から書く

職歴の記載順序は、最新の職務から順に遡る形で記載するのが基本です。これにより、採用担当者はあなたの現在の経験をすぐに把握することができます。特に最近の職場での業務内容が転職先で役立つ場合は、その内容を強調することが重要です。

資格やスキルを分かりやすく記載する

歯科衛生士としての資格やスキルは、採用担当者が非常に注目するポイントです。保有している免許や、特定の治療方法に関するスキルなどを具体的に書き出し、あなたの専門知識をアピールしましょう。見やすい箇条書き形式を活用すると効果的です。

志望動機を明確に伝える

志望動機は履歴書の中でも非常に重要な部分です。なぜそのクリニックや病院で働きたいのか、具体的な理由を示すことで、あなたの意欲や適性をアピールすることができます。また、前職での経験をどのように活かせるかも合わせて述べると効果的です。

参考記事:歯科衛生士の志望動機の例文を徹底解説!未経験から経験者までのアピールポイントを紹介!

誠実さと意欲が伝わる内容にする

履歴書には、誠実さと熱意がしっかりと伝わる内容が求められます。正確かつ具体的に情報を記載することで、採用担当者に信頼感を与えることができます。過度に飾り立てず、しかし自信を持って自分をアピールすることが大切です。

歯科衛生士の履歴書に必須の
記載事項とは?

歯科衛生士の履歴書に必須の記載事項とは?歯科衛生士の履歴書には、一般的な履歴書と同様に、氏名や連絡先、学歴・職歴などの基本的な情報に加えて、資格や志望動機をしっかりと記載する必要があります。

氏名・連絡先

履歴書の冒頭には、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先情報を明確に記載します。誤りがないように注意し、連絡がつきやすい情報を提供しましょう。また、メールアドレスはビジネス向けのものを使用することをおすすめします。

学歴・職歴

学歴・職歴は、通常中学校卒業以降から記載します。職歴については、先ほど述べたように最新の職歴から順に書き、期間と業務内容を具体的に記載することで、採用担当者にあなたの経歴をしっかりと伝えましょう。

資格・免許

歯科衛生士として必須の資格はもちろんのこと、その他の関連資格や研修などを受けた経験も記載します。例えば、予防歯科に関する資格や、歯周病治療に特化した研修などがあると、アピールポイントとなります。

志望動機

先ほども触れましたが、志望動機は履歴書の重要な要素です。具体的なエピソードを交えながら、あなたの転職理由とその職場で働きたい理由を明確に伝えましょう。自分がその職場でどのように貢献できるかを示すことが大切です。

歯科衛生士の履歴書で好印象を
与えるための工夫

履歴書は単なる情報提供の場ではなく、あなた自身の第一印象を伝えるツールです。内容の充実度だけでなく、見やすさや丁寧さも重要です。ここでは、好印象を与えるための具体的な工夫について説明します。

クリニックの方針に合わせた自己PRをする

応募先のクリニックの方針や理念を調べ、それに合わせた自己PRを書くことで、採用担当者に好印象を与えます。例えば、予防歯科に力を入れているクリニックであれば、あなたの予防歯科に関する経験を強調するのが効果的です。

読みやすいフォーマットで作成する

履歴書は、読みやすさが非常に大切です。適度な改行や箇条書きを使うことで、採用担当者が重要なポイントをすぐに把握できるようにしましょう。また、フォントサイズや書式にも注意し、プロフェッショナルな印象を与えるように心がけます。

最新の証明写真を使用する

証明写真は、履歴書全体の印象に大きく影響を与えます。最新のものを使用し、清潔感のある服装で撮影されたものを選びましょう。また、サイズや規定を事前に確認し、適切な形式で提出することが大切です。

手書きの場合は丁寧な字を書く

もし手書きの履歴書を提出する場合は、丁寧で読みやすい字を書くことが重要です。誤字や修正液の使用は避け、清潔感のある仕上がりを心がけましょう。字が苦手な場合は、パソコンでの作成も一つの手段です。

歯科衛生士の志望動機・自己PRの
例文

歯科衛生士の履歴書では、志望動機や自己PRの内容が採用担当者の印象を大きく左右します。就職・転職活動においては、単に「歯科が好き」「経験があります」と書くだけではなく、なぜその歯科医院を志望したのか、歯科衛生士としてどのように貢献できるのかを具体的に伝えることが重要です。履歴書や職務経歴書の書き方次第で評価は大きく変わるため、ポイントを押さえた例文を参考に、自分の経験や考えを整理しながら作成しましょう。

良い志望動機の例文

例文①:予防歯科への想いを軸にした志望動機

私は歯科衛生士として、患者様の将来の健康を支える予防歯科に力を入れたいと考え、貴院を志望いたしました。前職では、スケーリングやTBIを担当する中で、継続的なメンテナンスの重要性を実感しました。貴院のホームページで、患者様一人ひとりに合わせた予防プログラムを重視されている点に強く共感しています。これまで培った歯科衛生士としての知識と経験を活かし、患者様が安心して通院できる環境づくりに貢献したいと考えています。

例文②:転職理由と医院の特徴を結びつけた志望動機

歯科衛生士としてスキルアップを目指し転職活動を行う中で、教育体制が整っている貴院に魅力を感じ志望いたしました。前職では診療補助が中心でしたが、より専門性を高めたいと考えるようになりました。貴院では歯周病治療や予防歯科に力を入れておられ、歯科衛生士が主体的に活躍できる環境が整っていると感じ志望いたしました。

例文③:未経験・ブランク明けを前向きに伝える志望動機

歯科衛生士として再び現場で働きたいと考え、就職活動を行っています。ブランクはありますが、その間に学んだコミュニケーション力や丁寧な対応は、患者様対応に活かせると考えています。貴院がチーム医療を大切にされている点に共感し、歯科衛生士として医院全体を支える存在になりたいと思い志望いたしました。前向きに学び続ける姿勢で、採用後は一日も早く戦力になれるよう努めます。

良い自己PRの例文

例文①:経験と強みを具体的に伝える自己PR

私の強みは、歯科衛生士としての実務経験を活かした丁寧な患者対応です。履歴書の自己PRでは、これまで担当したスケーリングや歯周基本治療を通じ、患者様から信頼を得てきた点をお伝えしたいと考えています。治療内容を分かりやすく説明することで、不安を軽減し、継続的な通院につなげてきました。この経験を活かし、貴院でも良い印象を与えられる歯科衛生士として貢献したいです。

例文②:コミュニケーション力をアピール

歯科衛生士として大切にしているのは、患者様との信頼関係です。診療補助や予防処置の際には、相手の立場に立った声かけを心がけてきました。その結果、「話しやすい」「安心できる」と言っていただける機会が増えました。このコミュニケーション力を活かし、歯科医院全体の雰囲気向上に繋がるよう、貢献したいです。

例文③:学ぶ姿勢を強みにした自己PR

私は常に学び続ける姿勢を強みとしています。歯科衛生士として就職後も、研修や勉強会に積極的に参加し、知識のアップデートを欠かしませんでした。履歴書の自己PRでは、この姿勢が採用担当者に伝わるよう意識しています。新しい技術や考え方を柔軟に取り入れ、医院の成長に貢献できる歯科衛生士を目指しています。

悪い志望動機の例文

例文①:内容が抽象的な志望動機

私は歯科衛生士として働きたいと思い、貴院を志望しました。歯科の仕事に興味があり、やりがいがあると感じています。これまでの経験を活かして頑張りたいです。
※理由や医院との関連性がなく、採用担当者に印象が残りにくい例です。

例文②:条件面のみを強調した志望動機

勤務時間や通勤のしやすさに魅力を感じ、貴院を志望しました。前職より働きやすそうだと思ったため応募しました。
※就職・転職理由が条件面だけだと、意欲が伝わりにくくなります。

例文③:使い回しが分かる志望動機

歯科衛生士として成長したいと考え、貴院を志望しました。これまでの経験を活かして貢献したいです。
※どの歯科医院にも当てはまる内容で、具体性に欠けます。

悪い自己PRの例文

例文①:強みが伝わらない自己PR

私は真面目で頑張り屋です。歯科衛生士として一生懸命働きたいと思っています。
※具体的なエピソードがなく、評価しづらい例です。

例文②:業務内容の羅列だけの自己PR

これまでスケーリングや診療補助を行ってきました。経験はあります。
※履歴書では「どう活かせるか」を伝えることが重要です。

例文③:自己評価が低すぎる自己PR

まだまだ未熟ですが、教えてもらえれば頑張ります。
※謙虚すぎる表現は、採用側に不安を与える可能性があります。

転職時の歯科衛生士の職務経歴書の書き方

転職時の歯科衛生士の職務経歴書の書き方職務経歴書は、履歴書と並んであなたの経験やスキルを詳細に伝える重要な書類です。ここでは、歯科衛生士が転職時に書くべき職務経歴書のポイントについて解説します。

担当した業務内容を具体的に記載する

職務経歴書には、具体的な業務内容を詳細に記載しましょう。歯石除去やスケーリング、ホワイトニングのアシストなど、あなたが実際に行った業務をリスト化し、具体的な内容を記述することで、あなたのスキルを明確に伝えることができます。

成果や実績を数字で表す

可能であれば、成果や実績を数値化して記載することも効果的です。例えば、「1ヶ月に100人以上の患者の定期検診を担当」や、「3年間で500件以上の歯周病治療のアシスト経験」など、具体的な数字を用いることで、採用担当者にインパクトを与えることができます。

使用した器具や治療方法を記載する

また、職務経歴書には、使用した器具や対応した治療法なども記載しましょう。例えば、「エアーフローメンテナンス器具を用いた歯石除去」や「歯周病治療におけるペリオスコピーのアシスト」など、あなたの専門スキルを具体的に示すことで、実務に即したアピールができます。

チームワークやコミュニケーション
能力を強調する

歯科医院ではチームワークが非常に重要です。そのため、チームでの協力経験やコミュニケーションスキルもアピールしましょう。例えば、他の歯科衛生士や歯科医師との円滑な連携や、患者とのコミュニケーション能力を強調することで、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせることができます。

歯科衛生士が履歴書と職務経歴書を作成する際のよくあるミス

履歴書や職務経歴書を作成する際には、いくつかのよくあるミスに注意する必要があります。
これらのミスを避けることで、より完成度の高い書類を作成することができます。

誤字脱字や書き忘れ

誤字脱字や書き忘れは、採用担当者に対してマイナスの印象を与える要因となります。必ず書類を作成した後に再確認し、ミスがないかをチェックしましょう。また、友人や家族など、第三者にチェックしてもらうことも効果的です。

職歴が時系列順になっていない

職歴を記載する際には、時系列が乱れないように注意しましょう。特に転職回数が多い場合、順番が前後してしまうことがありますが、最新の職歴から順に記載することが基本です。

具体性が不足している

履歴書や職務経歴書において、具体性が不足していると、あなたのスキルや経験が十分に伝わりません。具体的な業務内容や成果、使った器具などを詳しく記載することが重要です。

自己PRが曖昧で弱い

自己PRが曖昧だと、あなたの強みが採用担当者に伝わりにくくなります。自分の強みやスキルを明確に伝えることが大切です。過去の経験に基づいた具体的なエピソードを交えると、より説得力が増します。

歯科衛生士が履歴書・職務経歴書
作成で悩む質問とその対策

履歴書や職務経歴書の作成に悩む歯科衛生士の方々からよく聞かれる質問と、その対策について解説します。

どのくらいの詳細さで職務内容を記載すべきでしょうか?

職務内容の記載は、できるだけ具体的かつ分かりやすく書くことが大切です。採用担当者があなたの業務経験をイメージしやすいように、具体的な治療やアシスト内容、使用した器具などを細かく記載しましょう。

転職理由をどう書くべきですか?

転職理由は、ポジティブな面を強調することがポイントです。例えば「新しい技術を学び、さらにスキルアップしたい」という理由や、「より患者に寄り添った治療を提供したい」など、前向きな理由を記載すると良いでしょう。

未経験の分野に転職する場合は何を記載したらよいですか?

未経験の分野に転職する際は、他の業務経験をどのように活かせるかを強調しましょう。例えば、予防歯科の経験がない場合でも、患者対応のスキルやコミュニケーション能力をアピールすることで、新しい分野でも役立つ点を示すことができます。

スキルが少ない場合のアピール方法はありますか?

もしスキルが少ないと感じる場合でも、柔軟性や学習意欲を強調することが大切です。特に、学びながら成長していく意欲を示すことで、ポテンシャルをアピールすることができます。

志望動機と自己PRは同じ内容でもいいのでしょうか?

役割が異なるため、同じ内容は避けましょう。志望動機は「なぜその歯科医院を選んだか」、自己PRは「自分の強み」を意識して書き分けるのがポイントです。

履歴書に書く経験が少ない場合はどうすればよいですか?

経験の量よりも、学んだことや工夫した点を具体的に書くことで、前向きな印象を与えられます。

転職回数が多い場合、どう説明すればいいですか?

一貫した理由や成長の視点を示すことで、就職・転職活動への真剣さを伝えられます。

職務経歴書で歯科衛生士らしさを出すコツはありますか?

担当業務だけでなく、患者対応やチーム医療への関わりを記載すると、歯科衛生士としての価値が伝わりやすくなります。

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メディア名 ミチビーク
運営会社 株式会社Method innovation
会社ホームページ https://www.method-innovation.co.jp/
所在地
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
代表取締役 清水 太一
設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
メディア運営事業
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