【例文24選】看護師の転職に
役立つ志望動機の例文を
紹介!履歴書・面接で抑えて
おくべきポイントも解説

投稿日: 2023.10.28 | 最終更新日: 2024.02.13

看護師が転職する際に役立つ志望動機【例文24選】施設別・科目別で履歴書に書くときや面接で伝えるときに抑えておくべき志望動機のポイントを徹底解説!

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この記事の監修者

看護師
小西 由華
【経歴】
2013年に看護師免許を取得した後、総合病院にて整形外科や眼科などの混合病棟を経験したのちに、眼科に特化した病院の病棟での業務に従事。
その後は、ご自宅や施設で療養される様々な疾患、背景を持つ方々の日常に寄り添ったサポートのため在宅医療の業務に従事。
急性期から在宅療養まで各ステージでの看護知識を生かし、現在は医療専門でホームページ制作を行う株式会社Method innovationでのディレクター業務に従事。
【資格】
看護師

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。
【資格】
キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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看護師の転職活動において、志望動機は非常に重要な項目です。

履歴書に記入する際はもちろんのこと、面接で質問されることも多いため、しっかりとした内容を考えて準備しておく必要があります。

志望動機をしっかりと準備しておけば履歴書でも面接でも適切な対応が可能になり、採用担当者に良い印象を与え、転職の成功確率を引き上げることが可能です。

本記事ではそんな看護師の転職で必要となる志望動機について、履歴書の記入の仕方や面接での対応方法を詳しく解説していきます。抑えておくべき内容やチェックするポイント、その他看護師の転職で実際に使える理由・目的・志望する診療科目別の志望動機の例文もご紹介しております。

また、看護師転職の志望動機についてよくある質問もまとめておりますので、是非参考にしてみてください。

看護師が転職する際に
抑えておくべき志望動機の書き方

看護師が転職する際に抑えておくべき志望動機の書き方この見出しでは看護師転職において履歴書に志望動機を記入する際に抑えておきたい志望動機の書き方について解説していきます。

履歴書は面接まで進むことができるか否かを判断される重要な書類選考に使用されますので、しっかりと覚えておきましょう。

志望動機のおすすめの構成

志望動機を履歴書に記入する際は、しっかりと文章の構成を決めてから書くことが大切です。

思いついた理由や文章をそのまま書くだけでは、履歴書を見た人に内容が伝わりにくく、良い印象を与えることができません。

文章を書き始める前に構成として「応募先の医療施設に共感できるポイント」「自身の看護観と重なる部分」「自身の看護観」の3つを考えるようにしましょう。

これらの構成は看護師が転職を行うにあたっての志望動機を明確に伝え、読み手を納得させることができるものとなっています。

応募先の医療施設に共感できるポイントを書く

志望動機は「なぜこの医療施設に応募したのか」を明確に表現する必要があります。

従って、どこの医療施設にも当てはまる内容を書いてしまうことはNGです。

そのため「この医療施設だから志望したい」という内容を志望動機に盛り込むためには、応募先の医療施設のことをしっかりと調べる必要があります。

そして調査の中で得た情報から自分が共感できるポイントをピックアップし、その点について自分の共感できる考えや、職場で活かすことのできるスキル・経験を志望動機に盛り込むことで、その医療施設の特徴に当てはまり、自分の想いを伝えられる志望動機を作ることができます。

また、応募先の医療施設の特徴を志望動機に盛り込んでいることによって「この応募者はしっかりと下調べをしている」と読み手に良い印象を与えることができるため、書類選考で選ばれる確率を高めることが可能です。

自身の看護観と重なる部分がないか調べる

看護観とは、看護師として自分自身が大事だと感じている看護師としてのあり方や理念のことです。

応募先の医療施設のことを調べて自分の看護観と重なる部分を見つけ、志望動機の内容に盛り込むことで、自身が応募先の医療施設とどの程度マッチしているのかをアピールすることができます。

この際に自分の看護観が曖昧であると、医療施設と重なる部分を見つけることが難しく、また無理に合わせた内容になってしまうと、今後の面接や働き始めた時に意識の齟齬が生まれてしまうかもしれません。

まずは自分の看護観をしっかりと確認できるように、今までの経験などを振り返りながら整理するようにしましょう。

自身の看護観を書く

自身の看護観を書く 看護観を志望動機に盛り込む際は、前述のとおりまずは自分の看護観を整理して、しっかりと言葉に表すことができる状態にしておくことが必要です。

看護観は自分が看護師として重要と考えていること、そしてその看護観が自身のどういった働き方に影響しているのかを考える必要があります。まずは自身が看護師として今まで働いてきた経験の中で「やりがいを感じられた出来事」「嬉しいと感じた出来事」を振り返ると良いでしょう。

やりがいや嬉しさを感じることができた経験というのは、そのまま自分の看護観に繋がるケースが多いです。

自分の看護観を決めることができたら、後はその内容について実体験を交えたエピソードと共に志望動機部分に盛り込むと、より説得力のある文章になります。

おすすめの構成を踏まえて作成した例文

前述した構成を踏まえて作成した例文が以下になります。

ご自身で志望動機を作成する際に参考にしてください。

私は貴院の「信頼関係を大切にし、患者様とそのご家族に寄り添った医療を提供する」という理念に深く共感し、貴院への転職を志望いたしました。

前職では小児科での看護業務に従事し、小児患者様とそのご家族の皆様と触れ合う機会が多々ありました。

その中で小児患者様の治療を通し、未来の可能性を広げられること、そして患者様とそのご家族との間で信頼関係を培うことにやりがいを感じるようになりました。

私自身の看護観に当てはまり、かつ小児科に注力されている貴院であれば、私が理想とする「信頼関係を築きながら医療を提供する」という働き方を実現できると感じております。

そして前職で培った経験とスキルを活かし、貴院に貢献できればと考えております。

転職理由をポジティブに表現する

転職理由をポジティブに表現する

看護師が転職の志望動機を書く際には、ネガティブな内容を記入するのは避けてポジティブな表現に変えることを意識しましょう。

転職の理由は人によって様々ですが、退職理由の欄に「〇〇が悪かった」といったようなネガティブな表現を記入してしまうと、読み手に「自分で改善しようとはしなかったのか?」「新しい職場でも不平不満を言い出すのではないか」などの悪い印象を与えてしまう可能性があります。

実際の退職理由がネガティブな内容であったとしても、志望動機にはポジティブな表現に変えて記入することで、読み手への印象をガラリと変えることが可能です。

この見出しではよくあるネガティブな退職理由を、ポジティブな内容に変える例をご紹介していきます。

業務負担が大きかったので転職するケース

前の職場の人員が少なく、一人当たりの業務負担が大きいことを理由に転職を決めた場合は「業務負担が大きい」という直接的な表現を避けるようにします。

業務量に関する内容をストレートに表現してしまうと「あまり仕事に前向きでない」という印象を与えてしまうことがあるため、記入は控えましょう。

ポジティブな表現に変える場合は「仕事と家庭のワークライフバランスが取れる環境で頑張りたい」「雑務だけでなく看護の仕事に集中できる環境に身を置きたい」「患者様としっかり向き合って仕事ができる環境を探している」といった内容がおすすめです。

前の職場では実際にどの程度の業務量をこなし、どのような努力をして業務に従事していたかなどを添えられると、より説得力のある文章を作成することができます。

人間関係の悪化で転職するケース

看護師業界でも人間関係が悪くなることによる転職は珍しくありません。

しかし、こちらの理由についてもストレートに「人間関係の悪化」と表現してしまうと、応募者自身のコミュニケーション能力や性格などを疑われてしまう要因となり、応募先の医療施設に良い印象を与えることができません。

特に人間関係に関しては配属先でトラブルを起こしてしまう可能性も加味されてしまうため、たとえ原因を作ったのが前の職場の人間であったとしても、心象的には悪くなってしまいます。

ポジティブな表現に変える場合は「コミュニケーションが円滑に行いやすく、チームワークを大切にする環境で働きたい」「医師、看護師はもちろん一緒に働くスタッフ一人ひとりを尊重している医療施設で頑張りたい」「連携を取りながら仕事を行なえる環境に身を置きたい」などが良いでしょう。

給与への不満から転職するケース

転職を決めた理由が前の職場の給与や待遇に関するものである場合も、素直に内容を記入することは避けた方が良いと言えるでしょう。

これは看護師業界だけでなく、日本で転職を行うほとんどの場合でも同じことが言えます。

給与に関する事柄は特にデリケートな問題として扱われることが多いため、「給与が低い」「待遇が悪い」などの転職理由は特にネガティブな印象を与えるため注意が必要です。

給与や待遇面への不満をポジティブな表現に変える場合は「モチベーションを高めて働くために仕事を正当に評価して貰える環境に身を置きたい」「やりがいもって働きたい」「自身のスキル・経験などの評価を公正に行なってくれる職場を希望している」などが良いでしょう。

キャリアへの不安から転職するケース

規模の小さい医療施設などでは、既にポジションが決まっており、キャリアアップが臨めない場合があります。

そういった今後のキャリアを見通した際の不安から転職を考える看護師も少なくありません。

他の転職理由と違い、キャリアの不安に関してはストレートな表現で記入しても基本的には問題ありませんが、応募先の医療施設によってはマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。

キャリアに関する不安をポジティブな表現に変える場合は「セミナーや勉強会へ積極参加してスキルや知識をもっと学びたい」「認定看護師資格を取得できるようにしたい」「自分の経験や知識を活かしてキャリアアップを目指したい」などがおすすめです。

例文をそのまま使わず自身の言葉に置き換える

本記事でも例文をいくつか紹介しておりますが、看護師転職において履歴書に志望動機を記入する際は、例文をそのまま使うことは避けるようにしましょう。

構成や書き方自体を参考にするのは問題ありませんが、例文をそのまま使用してしまうと、文章の中に自分の体験談や経験、実際に感じていることなどを伝えることができません。

例文はあくまでも書き方の手本であり、内容まで同じものにしてしまうと、実際の情報や応募先の医療施設、自分自身の看護観などに齟齬が生じます。

オリジナリティのある志望動機は実際に自分が経験した体験談、自分の想いや価値観などを書くことで作ることができます。

看護師転職の志望動機を考える時は、例文に頼りきりになるのではなく、しっかりと自己分析を行い、自分の言葉に置き換えて内容を完成させるようにしましょう。

面接でも答えられるように一貫性を持たせる

面接でも答えられるように一貫性を持たせる

志望動機は面接時にもよく聞かれるものであり、履歴書に記入する内容と面接での答えはある程度一貫性のあるものにしておかなければなりません。

一言一句全てが同じである必要はありませんが、履歴書の内容と面接時の答えがあまりにもかけ離れたものであると、採用担当者を混乱させてしまい悪い印象を与えてしまう可能性があります。

そのため、履歴書の志望動機と面接での答えは一貫性を持って答えられる内容にしておきましょう。

面接時には履歴書に書いた志望動機を深堀りしたり、履歴書に書ききれなかった内容を補足する形で答えるようにするのがおすすめです。

履歴書に記入した志望動機と絡めた内容を話すことで、採用担当者にも一貫性を持った主張ができ、良い印象を与えることができます。

文字数の目安は250~300字

志望動機を記入する際は、おおよそ250~300文字程度を目安にすると良いでしょう。

短すぎる内容であると読み手に自分の熱意や想いが伝わりきらず、書類選考の時点から良い印象を与えることができません。

また、逆に内容が長すぎてしまうと最も伝えたい「志望動機」の主張が薄れてしまい、これも悪い印象を与えてしまう場合があります。

伝えたい内容がたくさんあるのは悪いことではありませんが、履歴書に記入する際は読み手に伝わりやすいコンパクトな文章を心がけることが大切です。

一番伝えたいことは冒頭の方に簡潔に書く、説明が足りない部分は補足として面接時に説明するなどの工夫を凝らすことで、より良い文章が作成できます。

長く働きたいという気持ちを盛り込む

長く働きたいという気持ちを盛り込む

医療施設の採用担当者はできるだけ長く、安定して働き続けてくれる人材を欲しているケースがほとんどです。

志望動機は「ここで働きたいと思う理由」をしっかりと考える必要がありますが、それと同じくらい「長く働きたい」という気持ちを盛り込むことが大切になります。

この「長く働きたい」という想いは、看護師転職の志望動機において非常に重要であるため、「経験のために」「ステップアップとして」というような、転職を自身のキャリアの通過点のように表現することは避けるべきです。

採用担当者から見てもこうした人材には「現状に満足したら別のところへ行くのではないか」「うちでずっと働くつもりはない人だ」という印象を持ってしまいます。

マイナスな印象を持たれないためにも、「この医療施設で長く働きたい」という想いを伝えることは忘れないようにしましょう。

看護師転職の志望動機を書く際に
チェックすべき4つのポイント

看護師転職の志望動機を書く際にチェックすべき4つのポイント看護師が転職において履歴書に志望動機を書く際に注意しておくべき点がいくつかあります。

この見出しでは特にチェックしておきたいポイントを4つに分けてご紹介していきたいと思います。

履歴書に志望動機を書く際はこちらを参考にチェックしてみてください。

誤字脱字・日本語表現として誤りがないか

履歴書の志望動機欄に誤字脱字や日本語表現としての誤りが無いかを、しっかり読み直してチェックするようにしましょう。

「ら抜き言葉」「送り仮名」「てにをは」などに間違いがあると、一般的な国語力を読み手に疑われてしまう可能性があります。

文章の辻褄が合っているか、表現に誤りが無いかをチェックする際は、文章を目で確認するだけでなく、声に出して読んでみる方法がおすすめです。

文章を音読すると、文章的に違和感のある部分に気付くことが多々あります。

不自然であると感じた箇所や表現方法が分からない部分が見つかった時は、しっかりと調べ直して修正するようにしましょう。

応募先の医療施設ごとに志望動機を変える

看護師転職で履歴書に書く志望動機は、応募先の医療施設ごとに変えるのがベターです。

前の見出しでも少し触れましたが志望動機は「なぜその医療施設に入りたいのか」を明確に伝える必要があります。

そのため、どの医療施設にも当てはまるような汎用性の高い内容は、志望動機としてのインパクトが薄く、応募先の医療施設側も「この志望動機だと、うちの医療施設でなくても良いのでは?」というマイナスなイメージを持ってしまう可能性が高いです。

まずは応募先の医療施設について下調べを徹底的に行い、自身の志望動機と結びつく内容を抜粋して作り込むようにしましょう。

応募先の医療施設の特徴とマッチした志望動機を記入することで、より完成度の高い内容のものを作成することができます。

受け身の姿勢になっていないか

看護師の転職だけに限らず、志望動機欄に「仕事を通じて学ばせてもらいたい」「勉強させて頂きたい」といった内容を記入してしまう方が多いですが、この表現はNGです。

これらの内容は一見すると仕事に対する向上心があるように見えますが、応募先の医療施設からすると仕事場は「学ぶための場」ではなく、自身のスキルや経験を活かして「働く場」です。

従って「学びたい」「勉強したい」という表現は職場から教えを乞う受け身の姿勢であり、志望動機としては不適切となります。

仕事に対する前向きな姿勢をアピールしたい場合は「入職後は勉強会やセミナーに積極的に参加したい」「更なるスキルアップのために、仕事と両立して〇〇の資格取得を目指したい」など、現状のスキルや経験をさらに伸ばす方向性の内容を記入するようにしましょう。

給料や待遇を理由にしない

看護師転職の志望動機で、転職を決めた理由として給料や待遇を理由にするのは推奨されません。

特に給与面に関する内容はデリケートな問題でもあるため、実際に転職を決めた理由が給与・待遇面であったとしても、志望動機には記入しないことをおすすめします。

どうしてもこれらの内容を伝えておきたい場合は「自身のスキルや経験を正当に評価してもらえる環境で働きたい」など、表現を変えて記入するようにしましょう。

ストレートに給与・待遇面を理由に転職を決めたと書いてしまうと、採用担当者にマイナスなイメージを持たれてしまう可能性が高くなるため、注意が必要です。

施設別の看護師の志望動機例文

施設別の看護師の志望動機例文この見出しでは看護師転職の志望動機の例文を応募する施設別に分けて紹介していきたいと思います。

応募施設によって志望動機は変わるため、転職の志望動機を考え中の方は紹介の例文の中から当てはまるものを見つけ、そちらを参考に志望動機を考えてみましょう。

急性期病院への転職

 例文

私は脳外科病棟で約3年間看護業務に従事した経験があります。

急性期病院で担当する患者様の多くは緊急性が高い場合がほとんどであり、治療を最優先とするため、患者様本人やそのご家族の方々の不安な気持ちを置き去りにする場面に何度も経験し、もどかしい思いを経験しております。

私の看護観は患者様とそのご家族に寄り添った看護提供を行いたいというものであり、貴院の「急性期でも患者様とご家族に最高の医療提供を」という理念は非常に共感が深いもので、今回志望させて頂くきっかけとなりました。

入職させて頂くことができた際には、救急看護の認定看護師の資格取得を目指し、自身の専門性を高めて貴院に貢献できればと考えております。

ポイント

志望動機の中に自身の看護観が病院の理念とマッチしている点や、急性期病院の役割の中で苦しくなる部分をしっかり述べることで、応募先の医療施設を強く志望していることがアピールできています。

また、入職後の資格取得によって専門性を高めるという仕事への意欲の高さも良い印象を与えられる要素となっています。

回復期リハビリテーションへの転職

例文

私は整形外科で約4年間看護業務に従事した経験があります。

患者様の回復がリハビリテーションを通じてやりがいを感じており、「患者様にとって最良のリハビリを提供したい」という私の看護観の基礎にもなっております。

貴院ではリハビリテーションはもちろん、患者様の回復のために様々な職種との連携を取りながらより高度なリハビリプログラムを構成していることを知り、私自身もそういった環境で仕事に従事したいと考え、志望いたしました。

今後のキャリアも考え、貴院へ入職した際には資格の取得や勉強会などの参加にも力を入れ、専門的な知識を増やしながら少しでも長くリハビリ看護に従事できればと考えております。

ポイント

リハビリテーションに注力しているという応募先医院の特徴に触れながら、自分自身がどれだけリハビリ業務に真摯に向き合っているかをアピールしています。

また、キャリアのことや同じ場所でできる限り長く働いていきたいという姿勢を記入することで、より志望度の高さを伝えることが可能です。

慢性期・療養型病院への転職

例文

私は急性期病院の外科病棟にて、約7年看護師業務に従事しておりました。

緊急性の高い患者様の対応から退院支援まで幅広い経験を積ませて頂いておりますが、患者様とのコミュニケーションが取れる機会が少なく、私の看護観でもある「患者様に信頼される看護」との相違を日々感じておりました。

そんな中、貴院が認知症ケアに注力し「患者様とそのご家族が安心してケアを任せられる医療」という理念を掲げていることを知り、非常に感銘を受け応募を決意いたしました。

急性期病院での経験や看護技術を活かし、患者様と向き合いながら看護業務に従事させて頂ければと考えております。

ポイント

自身のこれまでの経験や培ったスキルをアピールしながら、自分の看護観と病院の理念がマッチしていることをしっかりと伝えています。

慢性期・療養型病院の特徴を捉えながら「患者様との信頼関係を築きたい」という自身の気持ちを伝えることで、具体性の高い志望動機となっています。

専門病院への転職

例文

私はこれまでに病棟勤務を3年、内科系クリニックでの看護業務に10年程携わってまいりました。

特にがん看護に関する知識・経験は長く、貴院でも早い段階で貢献できると考えております。

貴院では最先端のがん治療を専門とされていることから、私の知識・経験を活かせると考えた他、最新の医療に触れることでより専門的な知識を身に着け、多くのがん患者様の手助けになれると考え、志望いたしました。

貴院に採用して頂ける機会があれば、入職後もセミナーや勉強会に積極的に参加し、より専門性の高い人材となれるように尽力したいと考えております。

ポイント

専門病院はその名前の通り、専門領域に関する知識やスキルが必要となります。

応募先施設の特徴や専門領域に関する情報をしっかりと下調べしてから志望動機を考えることが必要です。

また、専門性を磨きたいという意見を述べる際は、「勉強させてもらいたい」「学ばせてもらいたい」といった受け身の姿勢にならないよう十分注意しましょう。

クリニック・外来への転職

例文

私は総合病院の産婦人科にて8年程看護業務に従事しておりました。

多くの妊婦の方と接していく中で、不妊治療を行なっている妊婦の方々と触れ合う機会が増え、不妊治療に対する想いが大きくなりました。

私自身も不妊治療を経て子供を授かった経験があるため、同じ境遇の女性の支えになりたいというのが私の看護観でもあります。

不妊治療に特に注力しておられる貴院で、不妊治療に悩む女性やそのパートナーとなる方達を精一杯サポートできる看護業務に従事したいと考え、志望いたしました。

採用を頂ける機会があれば、産婦人科での経験とスキルを活かし、不妊治療を受ける方の身体的な部分だけでなくメンタル面でも支えとなれるように貢献したいと考えております。

ポイント

応募先の医療施設がどのような面に注力しているのか、そしてそれが自分自身の志望動機とどのように絡んでくるのかをしっかりと伝えています。

さらに自身の体験談を盛り込むことでより志望動機に説得力が増し、志望への熱意もアピールができている文章です。

介護施設(有料老人ホーム・特養・老健など)への転職

例文

私は循環器内科病棟にて8年程看護業務に従事しており、高齢の患者様と触れ合う機会が多い職場で働いてまいりました。

日々多くの患者様と接する中で、高齢の患者様の生活を支えることやコミュニケーションを取って元気な姿を見せて貰えることにやりがいを感じるようになりました。

御社の「利用者様が第二の家と思って頂けるような施設を目指す」という理念は、私が看護師として働いていた際の「患者様にとって安心できる医療サービスの提供」という看護観に通ずるものがあり、非常に深く共感したことから、今回志望させて頂きました。

御社が利用者様にとって第二の家となれるように独自のレクリエーションや取り組みを行っている点についても感銘を受けております。

看護師としての経験を活かし、利用者様が安心できるサポートやケアに携わることができれば幸いです。

ポイント

福祉分野である介護施設では、高齢者の利用者様に対する想いを伝えることで、自分がどのような考えで志望しているのかをアピールすることができます。

高齢化社会が進む現代の日本では特に介護施設の数は増えており、より待遇の良い所へ就職するためには、応募先施設の特徴を調べて把握し、採用担当者へ自分の熱意をアピールすることが大切です。

訪問介護ステーションへの転職

例文

私は内科病棟で10年程急性期看護の業務に従事しておりました。

看護を担当した患者様の退院支援なども経験しましたが、その中で「これから疾患を持ちながら暮らしを続けていく患者様」の生活をサポートしていきたいという気持ちを強く感じるようになりました。

幼少の頃より高齢者の方々を接することが好きという理由もあり、看護師から訪問看護師として働ける環境に転職したいと考え、志望いたしました。

患者様が自分らしさを持ちながら、自立した療養生活ができるサポート・サービスの提供を行いたいと考えております。

看護師としての経験を活かし、御社に貢献できれば幸いです。

ポイント

高齢化社会が進み、訪問看護ステーションも増加傾向にある施設となっています。

自分自身が高齢者の方と関わるのが好きだという点や、より良い療養生活をサポートしていきたいという想いを伝えることで、良い印象を与えることができる文章です。

保健師への転職

例文

私は看護師として病棟勤務を8年間続けてまいりました。

様々な患者様と触れ合う中で、地域の方々の健康管理を担う保健師の仕事に興味が湧き、看護師としての仕事を続けながら保健師資格を取得いたしました。

保健師の健康管理アドバイスの業務に積極的に取り組み、地域の方々の健康増進に注力している貴院であれば、私の「地域密着で多くの方の健康管理をサポートしたい」という想いを大切に働けるのではないかと考え、志望いたしました。

看護師として働いた経験やスキルを活かし、保健師として地域の方々の健康維持を支えられる人材として、地域に貢献していければと考えております。

ポイント

地域密着型の施設である地域包括支援センターや、地域との関わりが深いクリニックなどで保健師は募集されていることが多いです。

資格を取得している旨や地域に深く関わりたいという想いを記入することで、説得力のある志望動機になります。

理由・目的別の看護師の
志望動機例文

理由・目的別の看護師の志望動機例文この見出しでは看護師転職の志望動機の例文を理由・目的別でご紹介していきます。

志望動機の理由や目的をそのままストレートに伝えてしまうとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあるため、この見出しの内容を参考にして注意しながら記入するようにしましょう。

結婚や育児からの復職

例文

以前は小児科に看護師として5年程勤務しており、出産と育児のために3年間仕事から離れておりました。

仕事を離れる前から、子育てが落ち着き次第看護師として復職したいという気持ちがあり、応募先を探していたところ、幼少期から身近にあった貴院の小児科看護師の募集を知り、応募いたしました。

幼い頃から通う機会のあった貴院の小児科では、子供やご家族が不安にならないように、明るい雰囲気を大切にしたり、声かけなどに力を入れている所に非常に感銘を受けたことを覚えています。

仕事から離れていた時期も看護師としての勉強を続け、いつでも復職ができるように準備を怠ったことはありません。

また、5年間の看護師経験もあるため、スキルや経験を活かして、貴院に貢献できればと考えております

ポイント

仕事から離れていた期間を「ブランク」などのネガティブな言葉にしないことが大切です。

また、離れていた時期にも準備していた点や、応募先施設の特徴を踏まえた志望動機となっているため、良い印象を与えることができる文章となっています。

スキルアップしたい

例文

私は急性期病院での看護業務に5年程従事しておりました。

緊急を要する患者様が多く、現在の職場で急性期対応を一通り経験することができましたが、一人でも多くの患者様を支えられるように、自身のスキルアップの必要性を感じることが多くなりました。

貴院では高度救命救急センターを設置されており、日々救急の患者様を受け入れて対応されている点に高い魅力を感じたことから、今回応募を決意いたしました。

今までの経験を活かしつつ、これまで以上に業務へ全力で取り組み、貴院へ貢献できればと考えております。

ポイント

スキルアップを志望動機にする際は、自分の今までの経験と絡めることでより説得力のある内容になります。

ただし、前の見出しでも説明しているように受け身的な内容に取られてしまう「学ばせてほしい」「勉強させてほしい」といった文言は避けるようにしましょう。

あくまでも病院に貢献しつつ、その中でさらにスキルアップを目指すという趣旨で意見を述べることが重要です。

働き方を変えたい

例文

私は急性期病院で6年間、看護業務に携わってまいりました。

前の職場では様々な経験をさせて頂いておりましたが、緊急性の高い患者様の対応が多い中で、「患者様一人ひとりと向き合いたい」という気持ちが強くなるのを感じておりました。

慢性期病院である貴院では「患者様に寄り添った医療を提供する」という理念を掲げられており、私の看護観と一致する部分が多く、理念に大きく共感したことをきっかけに今回応募を決意いたしました。

入職できた際には、これまでの経験を活かしながら患者様としっかり向き合い、一人ひとりに寄り添った看護を提供できるよう、尽力したいと考えております。

ポイント

働く環境を変える際は、「〇〇が悪かったから環境を変えたかった」などのマイナスイメージの言葉は極力使用しないようにすることが大切です。

自分の理念と応募先の理念を絡めた内容を盛り込み、入職後はどんな働き方を目指しているのかを伝えることで、読み手に伝わりやすい鮮明な志望動機になります。

未経験の分野に取り組んでみたい

例文

私はこれまでに看護師として循環器内科で6年間、精神科で9年間勤めてまいりました。

看護業務を通して、患者様とより密に向き合いながら看護を行う療養病棟での仕事を生涯の仕事にしたいと感じ、今回志望いたしました。

療養病棟での看護業務経験は未経験ですが、今まで培ってきた看護の経験とコミュニケーション能力、急患への対応から学んだ臨機応変な対応術を活かし、療養病棟で勤める看護師としての知識やスキルを身に着けていきたいと考えております。

未経験故に知識が足りない部分もあるかと存じますが、貴院に1日でも早く貢献ができるよう精進いたします。

ポイント

未経験の分野への志望動機には、今までの自分の経験の中から、どの科でも通用するようなスキルや経験をアピールするのが有効です。

今回の例文の場合は「コミュニケーション能力」「臨機応変な対応力」「長い期間で培った全般的な看護経験」を伝えています。

また、未経験分野のことをしっかりと前向きに学ぶ姿勢を記入することで、志望する熱意をアピールすることが可能です。

第二新卒、前職の在籍期間が短い

例文

私は看護師として急性期病院の外科病棟で約1年間の勤務経験があります。

経験年数は短く至らぬ点はございますが、看護業務を通して患者様と触れ合う中で、より患者様と深く関わることができる看護に携わりたいという気持ちが強くなるのを感じておりました。

回復期リハビリテーション病棟である貴院の「患者様の人生を支える丁寧なケア」という理念は、私の「患者様の生き方を大切にする」という看護観と非常に近しいものを感じ、深く共感いたしました。

そして地域密着型の施設として、地域の方々との交流を大切にしている貴院の経営方針に大きな魅力を感じ、志望いたしました。

患者様の治療だけでなく、今後の人生も見通した看護を貴院で実現したいと考えております。

ポイント

「前職の在籍期間が短い」という点は何の説明もない場合、マイナスなイメージを与えてしまいますが、志望動機に読み手を納得させられる内容が書いてあれば問題ありません。

しっかりと応募先施設のことを調べて、理念や経営方針に自分の考えを絡めた内容を記入することで、採用担当者に良い印象を与えられるでしょう。

前職でトラブルがあった

例文

私は整形外科で約5年看護業務に従事しておりました。

貴院の評価制度・教育制度が充実している点や、職場内でのコミュニケーションを大切にしていると見学会で仰っていたように、職場内で声の掛け合いや看護師同士の円滑な協力体制が整っている点に大きな魅力を感じ、今回応募させて頂きました。

看護師としての知識と経験を重ね、看護師として多くの方に必要とされる人材を目指しながら、貴院に貢献できればと考えております。

ポイント

給与面や人間関係などのトラブルが前職の退職理由である場合は、ストレートな表現で履歴書に記入することは避けましょう。

ネガティブな内容は例えそれが事実であったとしても、読み手に良い印象を与えることはできません。

また、評価制度に関する内容を書く場合は面接で「前の職場は評価制度が悪かったのか?」という質問をされる可能性もあるため、ネガティブな内容にならない答えを準備しておくことも大切です。

診療科別の看護師の志望動機例文

診療科別の看護師の志望動機例文この見出しでは看護師転職における志望動機の例文を診療科別にご紹介していきます。

志望している診療科によっても志望動機は異なりますので、当てはまる診療科の例文を参考に、内容をしっかり精査していくことが大切です。

外科への転職

例文

私は外科病棟、外科外来、手術室で約7年間の看護師経験があります。

日々の看護業務の中で、より患者様に高いレベルの看護を提供できるようになるために、自分自身のスキルアップが必要であると感じる場面が多くありました。

貴院の外科手術の実績が豊富な点に大きな魅力を感じており、より外科手術のレベルが高い環境で働きたいという想いから、貴院への転職を志望いたしました。

採用頂ける機会がございましたら、7年の看護経験を活かして貴院に貢献しながら、勉強会やセミナーに積極的に参加し、スキルアップに繋げられる働き方ができればと考えております。

ポイント

自分自身がどのような理由で転職を考えているのか、そして今までの経験をどのように活かして働きたいかなどを記入するようにしましょう。

看護師として成長したいという想いを伝えるために、勉強会やセミナーに積極的に参加する意思を表明するのも有効です。

内科への転職

例文

私は看護師として内科クリニックで現在も働いており、今年で9年目となります。

現在のクリニックは救急対応が可能な体制が整っておらず、救急患者様は別の救急対応が可能な医療施設に転院して頂く場合がほとんどで、救急対応の知識や経験を積める機会を得ることができませんでした。

貴院では救急医療にも対応しており、私の目標である「内科看護の専門家」を目指せる環境であると考え、今回応募を決意いたしました。

現在までの看護師としての経験や知識を活かし、貴院に貢献しながら内科看護の専門家としてスキルアップができればと考えております。

ポイント

今回の例文の場合は内科から内科への転職となっており、その理由として「救急医療」の経験が積めるか否かの部分を志望動機として表記しています。

このように内科を志望した具体的な理由をしっかりと伝える他、自分の目指す今後の働き方などを伝えることで、中身のある志望動機が作成できます。

皮膚科への転職

例文

私は看護師として混合病棟で6年間、看護業務に従事してまいりました。

看護業務では入院患者様のケアを主に行うことが多く、様々な経験を積ませて頂きましたが、日々の業務の中でより生活と密接に関わることの多い皮膚科外来での看護に従事したいという気持ちが強くなりました。

また、幼少期に私がアトピー性皮膚炎を患った際に、貴院へ通院していた経験があり、その際に私の担当となった看護師さんが優しく明るい雰囲気で接してくださっていた記憶が強く残っております。

この経験が「患者様とのコミュニケーションの大切さ」に気付かせてくれた大きなきっかけであり、貴院で同じように患者様を安心させられる看護師として働きたいと考え、応募させて頂きました。

ポイント

皮膚科で働きたいと考えたきっかけを幼少期の経験などと絡めて記載することで、鮮明な志望動機となります。

自身の経歴なども交えて、看護師としてどのような働き方をしていきたいかなどを述べるのも良いでしょう。

循環器科への転職

例文

私は看護師として総合病院の内科で現在も働いており、今年で6年目の勤務となります。

内科を受診される患者様にはICDやペースメーカーを利用しているなど、循環器疾患に関わる症例の方も多く、循環器疾患に関する知識を学んだり、対応を勉強する機会が何度もありました。

そうした経験が増えていく中で、循環器科の看護への熱意が高まり、循環器科の専門知識を身に着けて看護師として活躍したいという想いが強くなったため、今回貴院を志望いたしました。

循環器科での看護業務は未経験ですが、これまで看護師として培った経験や知識を活用して看護業務に努め、患者様の支えとなれるように尽力したいと考えております。

ポイント

循環器科は未経験であっても、他の診療科で培った看護経験や、循環器科に転職したい具体的な内容を述べることで、良い印象を与えられる志望動機を作成することができます。

専門知識を身に着けた看護師として活躍したいという気持ちをしっかり伝えられる文章にすることが大切です。

脳神経外科への転職

例文

私は高齢者の介護施設で6年間、専属の看護師として働いておりました。

介護施設ではくも膜下出血や脳梗塞などを原因とした脳血管性認知症を患っている方も多くおり、そういった方々の看護にあたっていた経験を活かすことで貴院に貢献できるのではと考えております。

そして、脳神経外科専門医院である貴院の「患者様に寄り添った医療を提供する」という理念に深く共感し、今回応募を決意いたしました。

入職を認めてもらえた際は、介護施設での経験を活かしながら、患者様一人ひとりに向き合った丁寧な看護を行いたいと考えております。

ポイント

脳神経外科で求められる看護は臨機応変な対応です。

損傷箇所や疾患によって患者様の状態が異なるため、患者様に合わせた看護が必要になります。

自身の経験を述べながら、どのような看護を行っていきたいかなどを伝えることで、中身のある志望動機になるでしょう。

整形外科への転職

例文

私は看護師として消化器系の内科病棟で6年間、看護業務に従事してまいりました。

看護業務の中の整形外科で治療を行った後に転科して来る患者様や、入院中に骨折してしまった患者様の対応などを何度も経験しており、整形外科に関する知識を学ぶ機会が何度もありました。

その中で患者様の生活のサポートを行うことや、患者様の回復が目に見える点、また、幅広い年代の患者様へ献身的な看護を行なえることに魅力を感じ、貴院への転職を志望いたしました。

整形外科の経験がないため転職を躊躇しておりましたが、貴院では整形外科勤務が未経験であっても、仕事に対する意欲のある看護師を募集しているとの事を知り、応募を決意いたしました。

これまでの看護経験を活かし、貴院に1日でも早く貢献できればと考えております。

ポイント

整形外科を希望した理由や自分の今までの経歴、また、その整形外科を選んだ理由をしっかりと記入することで説得力のある志望動機となっています。

自分の性格や体験談などを絡めた内容を記載するのも良い方法と言えるでしょう。

小児科への転職

例文

私は現在看護師として7年程、内科にて看護業務に従事しております。

職場ではお子様が患者様として来院されることも多く、病院という環境に怯えて最初は緊張した様子だった小児患者様が、看護によって笑顔を見せてくれるようになることに、やりがいや喜びを強く感じるようになりました。

貴院では小児患者様の不安を少しでも取り除けるように、病院全体の明るい雰囲気づくりや、医師・看護師が連携して子供達を笑顔にできるコミュニケーションに取り組んでおられる点に大きな魅力を感じ、今回志望いたしました。

入職後は小児患者様の不安を取り除き、笑顔で病院を後にできるような看護に努めたいと考えております。

ポイント

小児科を志望するにあたり、どのような経緯と理由があるのかを具体的に伝えることが大切です。

小児科の患者様は基本的に子供のみになるため、看護師自身が子供好きである点などを盛り込むと、より好印象を与えることができるでしょう。

精神科・心療内科への転職

例文

私は看護師として、現在総合病院の内科で7年程勤務を続けております。

私の親しい友人が数年前にうつ病を患い、その症状に悩んでいた時期がありました。

その際に友人が貴院へ通院し、うつ病を克服したことを聞き、私も看護師として同じ心の病気に悩む方々の力になりたいという気持ちが強くなり、今回転職を志望いたしました。

また、貴院の「患者様の声を聴き、一人ひとりに寄り添った医療を提供する」という理念に大きく感銘を受け、私自身も患者様に寄り添えるような看護を行なえる看護師になりたいという気持ちを強く感じております。

ポイント

精神科・心療内科では自分自身の体験談を交えた志望理由を記入することで、より具体的な志望動機を作成することができます。

どういった看護観を持ち、どのような看護師になりたいのかなどを伝えることで、熱意をアピールすることができるでしょう。

産婦人科への転職

例文

私は看護師として総合病院の内科で5年程勤務をしております。

私自身、貴院での出産経験があり、その際に看護師さんから産前産後に献身的な看護を受けたことで、快適な出産期間を過ごすことができ、感謝しております。

その時の感謝の気持ちと共に、看護師さんの仕事ぶりに憧れる気持ちが強くなり、私も助産婦さんが安心して出産に臨めるような看護を提供できるようになりたいと考え、産婦人科での勤務を志望しました。

現在までの看護経験と培ったスキルを活かして、助産婦さんを安心させられるような看護ができるように尽力したいと考えております。

ポイント

産婦人科への転職では実体験や周りの友人・知人の体験を交えて内容を考えることで、説得力のある志望動機になります。

出産時の気持ちも合わせて志望動機に含めると、より具体性の増す内容となります。

自分に出産経験がない場合は、周りの友人や知人の方に聞いてみると良いでしょう。

美容外科への転職

例文

私は総合病院の整形外科で看護師をしており、今年で4年目の勤務となります。

美容外科への転職志望は、貴院にお世話になった経験がきっかけです。

貴院で長年のコンプレックスであったほくろの除去手術を受け、前向きな人生を歩めるようになりました。

その手術準備のヒアリングの際、貴院の担当医の方や看護師の方が親身になってお話を聞いてくださりましたが、その真摯な対応に感銘を受け、貴院での勤務を志望いたしました。

私のようにコンプレックスに悩む方の力になれる看護師として、今までの看護師経験を活かし、貴院に貢献ができればと考えております。

ポイント

美容外科に訪れる患者様の気持ちに寄り添えるような働き方は、美容外科に転職したいと考える看護師にとって非常に重要なポイントとなります。

自身の体験談や周りの方の体験談などを含めて志望動機を考えることで、説得力のある志望動機を作ることができるでしょう。

看護師転職の志望動機について
よくある質問

この見出しでは看護師転職の志望動機を記入する際によくある質問をまとめています。

特に応募先情報の集め方に関しては多くの方が直面しうる問題ですので、是非参考にしてみてください。

履歴書はパソコンで書いてもいいの?

履歴書を作成する際に手書きかパソコンかで迷われる方が多いですが、これはどちらでも問題ありません。

デメリット メリット
パソコン
  • データを紛失するリスクがある
  • 機械的と思われる可能性がある
  • 読みやすい履歴書になる
  • 作成の手間と時間の短縮になる
手書き
  • 履歴書の作成に時間がかかる
  • 字が綺麗でないとマイナスイメージ

  • 丁寧な人という印象を与えられる
  • 熱意を伝えることができる

手書きには手書きのメリットが、パソコンにはパソコンのメリットがありますので、それぞれを見比べて、どちらの方が自分に合うのかを選びましょう。

応募先の情報はどうやって集めればいいの?

応募先の医療施設の情報を集める場合は、自分でホームページを探して内容を読む、求人パンフレットなどを読むなどの方法がありますが、中でもおすすめなのは転職サイトを利用することです。

転職サイトにはキャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロが在籍しており、転職のサポートとして応募先施設の情報の提供などを行なってくれます。

自分だけでは調べられない情報なども知ることができますので、情報収集に悩んだ際は一度利用してみるのが良いでしょう。

まとめ

今回は看護師転職の志望動機について、履歴書に記入するべき内容や気を付けるポイント、診療科や転職理由別の例文などをご紹介させて頂きました。

本記事を参考にして頂ければ、志望動機についてしっかりと把握することができます。

看護師転職において志望動機は非常に重要なポイントとなりますので、内容を熟読して頂き、転職活動の役に立てて頂ければ幸いです。

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設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
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